配信教材

FDセミナー・市民開放セミナー(旧:K³茶論)

2016年10月11日
健康を支えるスポーツ
[講師]金物壽久教授 (長野保健医療大学)
本来スポーツの語源は、「仕事からの解放、遊び」という意味であったにもかかわらず、日本語に訳す際、国民教育、訓練の意味を加えて「体育」と訳したため、日本のスポーツ界に根強い「根性論」が始まってしまったのではないかと紹介し、現在においても精神論的な指導を脱していない現状に触れました。 傷害と休日の練習時間は比例するデータを指摘したうえで、少なくとも骨格系が完成する前に過度な筋力訓練は控えるべきだと述べ、所属されている「長野県中学生期のスポーツ活動検討委員会」から出した提言から、活動時間の基準、休養日の設定、十分な休養をとること、傷害をきちんと直すことを勧告したことを紹介されました。
2015年9月13日
自分の家で最適に暮らす
[講師]三井貞代師長 (信州大学医学部附属病院)
現在の日本の暮らしの現状をデータの紹介から始められ、1人暮らしの高齢者の増加は 男女ともに著しいこと、特に女性の1人暮らし高齢者が多いことに触れました。  最適に暮らすということは状況によって変化することから、おこっている状況を自分自身がどう受け止め、 暮らしを変化させていくことができるか、問いかけをされました。  現在、最期を迎える場所の希望は圧倒的に「自宅」であることに対し、現状はほとんどが「病院」で大多 数の希望と異なること、また医療費の増加に伴なって国が2025年を目処に構築を目指している、地域包括ケ アシステムを紹介されました。  地域包括ケアシステムとは、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で生活を続けることができるよう、 医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に提供するシステムであること、それぞれの地域の特性に応じ て作り上げていることが求められていると述べました。
2016年9月13日
病気とつき合いながら健康的に生きる
[講師]小林裕子氏 (信州大学医学部附属病院 医療福祉支援センター)
始めに、病気になることは生き方を変えるきっかけとすることもできるのではないか?と いう問いかけから始まりました。  ある15歳の心疾患を抱えた少年とのかかわりを通して、その少年が生きる力をつけていった次の5段階、 1.今の自分を受け入れる、2.他者を信じる、3.行動の目的を明確にする、4.仲間がいて居場所がある、 5.誰かの役に立ちたいと思う、のプロセスを紹介されました。  病気とつき合いながら健康的に生きることがイメージできないときは、5段階のプロセスのうちひとつ でも実行できればよい、ひとつ実行することも難しいときはすべてトライすることをやめてしまってもよい、 それは結果としてそのときの自分を受け入れていることにもなるのではないかと語られました。
2016年8月 9日
感染症から自分と家族の身を守る
[講師]丸山貴美子師長 (信州大学医学部附属病院)
感染管理認定看護師でもあられる丸山師長から、様々な感染症について説明があり、大人は免疫が高く「ただの風邪」と考えても、高齢者や小児には重篤な症状を起こす場合があり、感染症は決して「ただの風邪」ではないこと、次に食中毒菌について、生食には十分な注意が必要であると注意喚起されました。また、除菌・抗菌については、我々は常に菌と共存して生活していることから、必要以上の除菌は菌と触れる機会を減らすこととなり、結果として免疫力が低下することから、日常の掃除・洗濯や手洗い等で身の回りを清潔に保ち、感染症を予防することを心がけることを述べられました。
2016年8月 9日
自分らしくよりよく生きる
[講師]赤羽治美師長 (信州大学医学部附属病院)
「よりよく生きる」ために健康寿命を延ばすことが必須となること、そのうえでどのように生きるか決めるのは自分自身であることを述べました。 そこで、治療やケアのゴールを明確にし、「これからどのように過ごしていきたいか」を家族や時に医療者と話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について紹介され、ACPは「最後の数日をどう過ごすか」決めることではなく、「残りの時間はどのくらいあるか分からないが、その時間をどのように生きたいか」決める要素であると述べました。
2016年7月12日
噛むことで健康に-食育を地域に広める-
[講師]増田裕次教授 (松本歯科大学)
始めに咀嚼・嚥下の流れを映像を交えて紹介し、健康な人がずっと健康でいられるように、咀嚼(よく噛んで食べること)が大切であることについて説明されました。 よく噛んで食べることが、栄養補給、内臓の機能を守ることに大切なことから、咀嚼運動の特徴や食べ物の感覚について、骨格や筋肉の構造図などを用いて、参加者にも実際にあごの骨格の動きを確認してもらいながら、わかりやすく説明されました。 食べる時に認知をしてさまざまな感覚を得ることも、大脳を働かせることにとても重要なことであると述べ、また、加齢による咀嚼機能の低下については、歯をなくさないようにすることも大切であるが、カムカムメニューで硬く感じるものをよく噛んで食べ、咀嚼機能が低下しないようにし、噛むことと同時に食材を意識して、日々の食生活の管理をすることを提唱しました。
2016年6月14日
噛むこと・飲み込むこと・食べること-食べる障害への支援-
[講師]蓜島 弘之准教授 (松本歯科大学)
 始めに食道にうまく食物を飲み込めない映像を紹介し、摂食・嚥下障害について症状、主な原因を具体的に説明されました。  次に予後に関するデータを用いて、口腔内の汚れが誤嚥性肺炎の発症に関連すること、口腔ケアの実施によって、誤嚥性肺炎による発熱の減少、また、誤嚥性肺炎に限らず、各疾患においても口腔ケアにの実施は予後の経過に非常に効果があることを述べられました。  加齢による口腔、のどの筋肉の老化等、食べることの老化による原因も摂食・嚥下障害の発症につながる原因となることが大きいことに触れられ、予防の概念から、年をとる前に食べる機能の筋力を高めることが重要だとし、嚥下障害を生じにくくするいくつかの筋肉トレーニングを写真とともに紹介していただきました。
2016年5月10日
高齢者の語り:ライフ・ストーリーとその役割
[講師]田村俊輔教授 (清泉女学院大学)
人間の考えや行為が関わる出来事は物語としてのみとらえることが可能であること、物語とは個人にとって出来事が人生にとってどのように関係しあい、どのような意味を持つかを理解しようとする思考形式であることを、図を用いて説明されました。
2016年1月12日
温泉効用の新発見
[講師]喬炎教授 (長野県看護大学)
 古来より温泉が創傷治癒に用いられてきたことや、平成26年に環境省による泉質別適応症として「切り傷、循環障害、アトピー性皮膚炎、ドライスキンに一定の効果がある」との発表などから、褥瘡の治癒に温泉の効用を活かすことができないかと研究を進め、実証したデータを紹介しました。  温泉水をかけた傷は早く修復することを確認した実験結果を紹介し、 1.温熱効果(皮膚の中の毛細血管が拡張して血流が拡張する)、 2.温泉成分の被膜の保温・保湿効果(湿潤療法)の点を挙げました。 加えて、湯温は42℃、入浴回数は週1回より週3回の方が効果があったことを述べまし た。   講演中には県内各地の温泉(駒ヶ根早太郎温泉、蓼科三室温泉、箕輪温泉、 松代温泉、昼神温泉)の泉質の紹介がありました。
2015年11月10日
高齢の方のための生活支援技術
[講師]清水俊治教授 (諏訪東京理科大学)
 世界的な高齢化に伴い、福祉機器は急速に発展しており、県内でも諏訪圏のNPO や病院等の協力機関の下、県内企業によって「人間を中心とした研究開発」が盛んに 行われているとのことで、参加者からは「高齢者の生活支援のための福祉機器が次々 と開発されていることを知り、嬉しく思った」との声が寄せられました。  諏訪東京理科大学では,評価技術の開発を企業と共同で進めており、医療・介護・ 脳科学をベースとして、最終的に高齢者が自立した生活を行うことを目指していると の、今後の展望が語られました。

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