第29回『K3茶論』が開催されました。
2012.04.20 K3茶論
4月18日(水)14時30分より、第29回「K3茶論(ケイ・スリー・サロン)」が開催されました。
今回は、清泉女学院大学の学生による「子どもリフレッシュ&学習支援ボランティア報告」と、長野大学の学生による「夢チャレンジャー報告」がありました。
まず、清泉女学院大学人間学部4年 鳥居 愛美さん、牛澤 美穂さん、桑原 裕美さんが、東日本大震災ボランティア活動を通して交流が始まった岩手県大槌町吉里吉里(きりきり)中学校の生徒と引率者の計32名を清泉女学院大学に招待し、一緒にスキーをしたり、中学生に英語を教えたりした体験を発表しました。写真に写る参加者たちの笑顔がとても印象的でした。
つづいて、長野大学が学生の夢実現を応援する「夢チャレンジ制度」の説明があり、チャレンジャーとして認定された中の5チームの学生たちが、それぞれのプロジェクトの成果と今後への課題を発表しました。
環境ツーリズム学部3年 ソ スジョンさんは、日韓文化交流を目指した韓国人観光客向けの「信州」旅行プラン作りを3人チームで行い、日韓の文化の違いにとまどいながらも、起業の夢の実現に向けて、今後への具体的な課題を見つけることができたと語りました。
環境ツーリズム学部4年 高野 光輝さんは、チーム6人で取り組んだ「AUN長野大学恵みの森を舞台にした草木染めによる森林管理と地域振興」について、1年目の活動を報告し、本年度はより発展させたいという意欲を示しました。
環境ツーリズム学部4年 宮﨑 莉乃さんと芳池 夢穂さんは、自分たちの行った「上田市の魅力を活かしたウォーキングコースの提案と実施」を、環境ツーリズム学部の代表的な活動として後輩に受け継いで欲しいと、その活動の意義を伝えました。
企業情報学部4年 キム ミヘさんとペク ユランさんは、長野大学のブランド価値をあげるため、オリジナルグッズをデザインし、提案しました。今後は研究を重ね、販売を目指すそうです。
企業情報学部研究生 宮下 朋也さんは、チームで開発している3DCG技術を実際の博物館へ展示してもらい、高い評価を得たことを報告し、実際にその高い技術力を動画で見せてくれました。
今回は、メイン会場の長野大学4-302教室と清泉女学院大学F206教室から、信州大学松本キャンパスへ遠隔配信され、学生たちが自ら企画・運営実施する活動に対し、参加者は興味深く発表を聞き、質疑応答が行われました。
今回の「K3茶論」でお話いただいた内容やコンテンツは、後日このホームページで公開する予定ですのでお楽しみに!
清泉女学院大学人間学部4年 鳥居さん、牛澤さん、桑原さん
長野大学環境ツーリズム学部3年 ソさん
長野大学環境ツーリズム学部4年 高野さん
長野大学環境ツーリズム学部3年 宮﨑さんと芳池さん
長野大学企業情報学部4年 キムさん、ペクさん
長野大学企業情報学部研究生 宮下さん
信州大学松本キャンパスでの受信の様子
学生に質問をする 高等教育コンソーシアム信州学生支援部会長 矢部先生