第1回『K³茶論』が開催されました。
2009.05.22 K3茶論
高等教育コンソーシアム信州の定例企画として始まった『K³茶論(K・スリー・サロン)』の第1回目が、5月21日(木)17時30分より、高等教育コンソーシアム信州加盟各大学の遠隔講義システム講義室・会議室において開催されました。
今回の茶論には、6大学9拠点からご参加いただきました。
推進チーム会議リーダー小坂先生よりご挨拶
講師 矢部正之先生
今回は、信州大学全学教育機構長矢部正之先生に、「学生の学びとコンピュータ ~ICT活用と自由で確かな学び~」というタイトルでご講演いただきました。
多様化する学生に対する教育の質保証という問題提起のあと、信州大学の現代GPの取り組みである「教育の質保証とICT活用」の成果を中心に、ICTを活用した単位制度の実質化や教育の質保証に関する説明をいただきました。
また、形成的評価に係わる最近の研究成果に関する紹介や、ICTの活用が教育に与える効果の解説、これからのe-Learningに対する展望など、ICT活用教育全般にわたるお話もいただきました。
各大学との中継画面
ご講演のあとには、質疑応答の時間が設けられました。
各大学からは高等教育機関におけるICT活用教育の工夫の仕方や、ネットワーク環境整備などについて、質問や意見が出され、まるですぐそばで話し合いをしているのではないかと錯覚するほど、活発な意見交換が行われました。
さらに、第1回目の『K³茶論』開催を通じて、今後の高等教育コンソーシアム信州における遠隔講義の方法などについても積極的な議論がなされました。
ICT活用についてお話いただきました
参加者も熱心です
今回の『K³茶論』は、遠隔講義システムを利用した初めての試みであるととともに、「遠隔講義とはどのようなものか」を体験することができたと思います。ここで明らかになった問題点や参加者からの要望は、今後の改善に生かして行きたいと思います。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次回の『K³茶論』は、6月18日(木)です。大学教職員、学生に関わらず、多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
※ICTは、Information & Communication Technology の略称です。
遠隔講義システムを見守ります
☆☆お知らせ☆☆
8月以降の『K³茶論』にてご講演いただける先生方を募集しております。
ご講演を希望される先生は、担当者(森下)までご連絡ください。