連続市民セミナー第6回「高齢者の語り:ライフストーリーとその役割」が開催されました!
2016.06.07 FDセミナー・市民開放セミナー(旧:K³茶論)
平成28年5月10日(火)16時半から、県内9大学連続市民セミナ―「健康長寿を考える」の第6回目を開催しました。
今回は清泉女学院大学の田村俊輔教授を講師として迎え、「高齢者の語り:ライフストーリーとその役割」をテーマとして講演しました。
田村教授は始めに、個人主義は利己主義とは全く異なる、個の尊厳の根源である考えであると紹介し、人間の考えや行為が関わる出来事は、物語としてのみとらえることが可能であることを述べました。
続いて、物語とは、個人にとって出来事が人生にどのように関係し、どのような意味を持つかを理解しようとする思考形式であることを、図を用いて説明されました。
参加者からは「語りの意義を認識することができました」、「今後の残された人生を考えるうえで何を考え、行動するべきかの重要なポイントを示していただいた気がします」との声が寄せられました。
今回のセミナーは清泉女学院大学をメイン会場に、信州大学(松本キャンパス・教育学部・工学部・農学部・繊維学部)、佐久大学、諏訪東京理科大学、長野大学、松本歯科大学へ遠隔配信され、あわせて49名の参加がありました。
こちらから当日の講演がご覧いただけます
↓
当日の講演はこちら
連続市民セミナー第7回目は6月14日(火)16:30~18:00、
松本歯科大学 蓜島 弘之准教授を講師として迎え、「噛むこと・飲み込むこと・食べること」と題して開催します。
まだお申込みでない方はぜひ下記フォーム、またはお電話でお申込みください。
多数のご参加をお待ちしております。
◆ 申し込み方法
高等教育コンソーシアム信州の 申込みフォーム よりお申込みください。
お電話・FAXでもお申込みいただけます。
TEL:0263-37-2427(受付時間:平日8:30~17:00)
FAX:0263-36-3044