第3回県内大学市民開放セミナー「自助・近所・共助―災害の時に自分の地域から死者を出さないために―」が開催されました。
2014.09.18 FDセミナー・市民開放セミナー(旧:K³茶論)
平成26年9月17日(水)13時より、第3回「県内大学市民開放セミナー」が開催されました。 今回は、長野県看護大学 国際・災害看護担当 今井家子教授より、「自助・近所・共助 ―災害の時に自分の地域から死者を出さないために―」をテーマに講演していただきました。 自然災害は起こるもので止めることはできないが、被害をできるだけ少なくする「減災」という考えが広がっています。また、阪神大震災では「自助・共助・公助」の割合が7:2:1であったことからも、まず自分が助かるための学びから始まりました。 大雨による土砂災害や大きい地震の起きる可能性があるなか、公助は災害直後は期待できないことを認識して、自分と大切な家族が助かるために「自助・近所・共助」を念頭に置くこと、有事の際は想定にとらわれず置かれている状況下で最善を尽くすこと等をお話いただきました。 今回のセミナーは、長野県看護大学をメイン会場に、信州大学松本キャンパス・教育学部・工学部・農学部・繊維学部、佐久大学、清泉女学院大学へ遠隔配信されました。 お話いただきました内容やコンテンツは、後日このホームページで公開する予定です。 |
長野県看護大学 今井家子教授 |
講演の様子(長野県看護大学大学 中講義室4) |
佐久大学看護学部