遠隔授業「国際看護学」をJICAバヌアツ支所とカンボジア支所から配信しました。
2012.07.03 遠隔授業
7月2日(月)、昨年に続き2回目となる長野県内大学とJICAバヌアツ支所を結ぶ遠隔授業「国際看護学」(担当:長野県看護大学 宮越幸代准教授)が行われました。
今回は、JICAからバヌアツ共和国にボランティア派遣され、現地でご活躍の5人の皆さんから貴重なお話をうかがうことができました。
バヌアツの看護大学(VANUATU College of Nursing Education)のカリキュラムや地域看護の様子、ボランティア活動の内容とそこから感じる現状の問題点を、スライドやクイズを交え、長野県看護大学・清泉女学院大学・信州大学松本キャンパスで受講する学生たちに向けて熱く楽しく語ってくださいました。
リアルタイム配信システムを使って現地ボランティアの皆さんと対話することで、学生はバヌアツや海外ボランティアに関する興味を更に深めたようでした。
JICAバヌアツ支所ボランティアのみなさん
(宮井美津子氏、鐸木正彦氏、中川奈穂子氏、池之上竹美氏、大串真紀氏)
信州大学松本キャンパスでの受講の様子
また、6月11日(月)の「国際看護学」は、初めてJICAカンボジア支所と繋いで行われ、カンボジア王国に派遣されている小山内泰代氏と長野県看護大学大学院生の望月経子氏が、現地の保健医療プロジェクトについてお話をしてくださり、こちらも学生にとっては開発途上国や国際協力について理解するための貴重な機会となりました。
この日の講義については長野日報(6月12日付)、医療タイムス(6月20日付)に掲載されました。
JICAカンボジア支所が受信大学(信大松本キャンパス)スクリーンに映し出される様子
こうした海外の教育・活動拠点ともリアルタイム交信しながら、学生が自大学で受講できる『遠隔授業』を、当コンソーシアムでは更に進めていきます!