在学生・卒業生の話
プロフィール
- 諏訪東京理科大学
- 4年生
- 経営情報学部
- 経営情報学科
- 長野県出身
ものづくりの先進地域、諏訪地区で学べるのが魅力。コンピューターの学びを、経営学の実践に活かしたい。
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1.パソコンやインターネットへの関心が、経営学やマーケティングにもつながりました。
高校時代はパソコンやインターネットにとても興味をもっていて、進学では、情報系の学部を中心にいろいろと比較しました。でも、調べていくうちに、純粋にコンピューターだけの勉強では物足りなく感じるようになり、経営や経済のこともあわせて勉強したいと思うようになりました。
そこで、コンピューターを学べて、それを経営学に実践的に活かすことを特徴としているこの学部に進学することを決めました。経営学では「人的資源管理」の分野、たとえば「賃金とモチベーションの関係」や「組織の中の人間関係」などに興味があります。
他に「マーケティング」の授業が、とても楽しいですね。ディズニーランドを例に、入
場者を増やしたりリピーターにしていくための方法を勉強したりするんですよ。
高校時代はプログラマーになりたいと思う時期もあったほどで、プログラミングの授業はとても楽しいですね。他に、スマートフォンやタブレットのことにも関心があります。新しいアプリを開発ができないか、自分なりのアイデアを考え、先生にも相談しながら深めていきたいですね。
2.地域や企業との連携。とくに、ものづくりの盛んな諏訪エリアならではの取り組みも。
諏訪東京理科大学は、教室での授業だけでなく、地域や企業と連携して活動する機会がとても多いです。もともと諏訪地方は、製造業が密集しているエリアなので、とくに「ものづくり」企業との関わりが深いですね。たとえば、毎年10月に開催される「諏訪圏工業メッセ」という展示会は、300社以上の企業が参加して、各社の技術発表を行うとても大きなイベントです。諏訪東京理科大学もそこに出展し、各学科の紹介や研究内容の発表を行いました。
私は「企業の海外進出」をテーマにして、企業へのインタビュー取材をさせていただきました。企業の方とお話しするのは緊張しましたが、親切にいろいろ教えていただき、とてもいい勉強になりました。企業の現状を知り、大学の授業ではわからなかったこともたくさんありましたね。また、この先の就職活動では、こうしていろいろな企業の人とお会いすることになると思うので、とても参考になる体験でした。
3.工学と経営学の垣根を超えて、社会で即戦力になる学びは、この大学の特長です。
2年次では、「総合講座」という授業がありますが、その授業はシステム工学部(※)の学生も一緒に受講しています。3年次には学部学科混成のチームで課題に取り組む「総合演習」という授業があり、「総合講座」はその事前講座のような位置づけです。「総合演習」では、架空の会社をつくり、工学と経営学の両面からものごとを考えながら実際の企業経営と同じ取り組み(ブレーンストーミング)をして、最後に発表会でプレゼンします。実際に仕事に就くと、工学(技術)と経営学(ビジネス)とはとても密接な関係になっているんだそうです。その両方の学問に精通することが、企業や社会が求める力をつけることになるので、この大学・学部を選んで間違っていなかったと思う毎日です。
今、私は、「学園生活応援団」という、高校の生徒会のようなサークルに入っています。学園祭や学生同士の交流のための企画や運営をする団体で、10名ほどの団員がいます。今年は、白樺湖でのバーベーキュー大会も企画して、とても楽しかったです。
※ 平成26年度入学生より、システム工学部は「工学部」となります。